憲法
言わずと知れた我が国の成文憲法。正式名称『日本国憲法』
「そんなん知っとるわ!」‥‥そんな声が聞こえてきそうです。
ぼくもそんな印象でした。
大学は法律学科と歴史学科が合格したのですが、「法律なんかよくわけんねーし。やってられるかい!」‥‥と、好きな歴史学科に行きました。
授業の一般教養で「憲法」という科目があり、教授が監修した教科書を買って(\4,000‥‥高すぎ)、授業に出さえすれば単位がもらえました。
百条ぐらいあるのはその時知りましたけど、まさかその十年後にしこたま勉強することになるとはゆめゆめ思わず‥‥。
金がなくなって家賃の支払にも困ったときに、古本屋の出張買取を頼んだときは笑っちゃいました。
数冊の文庫本とその憲法の教科書だけが引き取ってもらえなくて^^
それはさておき、憲法の進め方ですが参考書、問題集共に豊富にそろっています。
なんせ公務員試験にも憲法がありますから。しかも憲法は法改正ってものがありません(憲法改正論議は前からあります。いま話題の集団的自衛権で、今後はどうなってくのか…)
よって、中古の参考書、問題集でもかまいません!バンバン買ってきて解きまくりましょう!!
注意点としては判例ですね。直近の最高裁判例なんかは注意してくだい。
初級編
↓わかりやすくおすすめです。
五肢択一の問題は公務員試験と同じ。
初学者は初級、国家三種の問題集から解いていくとよいでしょう。
徐々に地方上級、国家二種の問題にシフトしていくとベターですね^^
中級編
過去問だけなら参考書は要らないも知れません。
要らないと言ったら語弊がありますが、過去問の問題と解説をしっかり頭にたたきこむ。
何回も重ねていくうちに「前に問われた問題だな」‥‥と言うように知識が定着してくるはずです。
問題集こそが最良の参考書だとボクは思います。
わからない場合、もっとつっこんで知りたい場合は参考書に目を通す。
参考書を辞書代わりにする感じです。参考書を読むのは大切ですが、実戦で覚えた知識はなかなか消えませんよ!
上級編
「憲法はひと通りやったよ」‥‥と言うあなた。
司法書士試験用の問題集にとりかかりましょう。
行政書士試験は昔の司法試験の問題に似てきました。
かなりハードルは高く、ひと通り勉強された方でも「なんじこりゃ?聞いたことねーよ!」‥‥みたいな問題がゴロゴロです。
条文は百条ぐらいしかないのにナゼむずかしく感じるか。判例も勉強したこともあるものばかり。
「なんで??」
当たり前の話ですが、つっこんだ話を聞いてくるのです。
従来の行政書士試験は浅すぎました。
アレは異常だったのです。
かと言って弁護士になるわけではないのでしらみつぶしに深いところまでやる必要はないのです。
最終目標は試験に合格することですから。
とにかく試験は難化傾向です。憲法は落とせません。
余裕のある方はどんどんいきましょう!
忘れてならないのが条文の読みこみ。
できれば六法をポッケにいれておきたいですね。
六法は中古を使っちゃダメです。
ネットで印刷したものでもイイと思いますよ(^^ゞ