合格率・合否判定基準
合格率
平成18年度以降から試験の傾向が変わりました。
明らかに平成14年度の合格者数が多すぎたせいか(合格率19.23%)、極端に難しくなってます。
平成19年度も若干合格率は上がったものの依然として不合格率90%超の状態には変わりはないのです。
平成24年度、平成25年度は合格率が10%近くまで上昇。
ただし、現実を見ると相当な意気込みをもって望まなければ突破できる試験ではないことがわかります。
法律の勉強をしてきた方、例えば司法試験、司法書士受験組の方々でさえ合格するのは難しいでしょう。
極端な話ですが、法令等が100%できても一般知識等の問題が一定の点数を超えなければアウトになります。
次は、その合否判定基準をみていきましょう。
合否判定基準
合格の基準は次の通りです。
- 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、満点の50パーセント以上である者。
- 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、満点の40パーセント以上である者。
- 試験全体の得点が、満点の60パーセント以上である者。
合格基準については、問題の難易度を評価し、補正的措置を加えることが可能性としてはありますが、期待はしない方がいいでしょう。
合格への鍵はやはり一般知識等の攻略にありそうです。
40%以上の得点=14問中6問正解すればよいワケです。